2014年5月31日土曜日

日本EXPO化計画 〜 俺に [EXPO ver.] を弾かせろ

とある泉のほとりにて

 神 『ポコ太よ。お前が落としたのはこの「17 to 19」か?
    それともこの「グリニッジの光を離れて」か?』

ポコ太『いえ神様、私が落としたのは1991年秋にリリースされた、
    アルバム「EXPO」収録の「Tomorrow Made New [EXPO ver.] 」
    (以下 [EXPO ver.])でございます』

 神 『ポコ太よ。お前は正直者じゃ。
    褒美として1990年冬の『RHYTHM RED TMN Tour』にて先行披露された
    この「Tomorrow Made New  [RHYTHM RED Tour .ver]  」
    (以下 [RHYTHM RED ver.])を授け…  』


   テメェ、何しやがるっ!
    余計な事してんじゃねぇーっ!






              閑話休題






ここのところすっかり『☆Tomorrow Made New 芸人☆』と化しているポコ太
世間ではまだまだ30周年の話題でかまびすしいですが、
当・重箱ブログとしては この話題が本筋ですっ!(血走った目)



というわけで、今回はついに訪れた決着の時。
「Tomorrow Made New」の [RHYTHM RED ver.] と [EXPO ver.] を比較しつつ、
改めてこの曲の魅力に迫っていきましょう。

        ↑
     (建前)

     (本音)
        ↓

って、そんなワケねーだろー。
コレ読んだ奴、
全員まとめて [EXPO ver.] にしてやるっ!!
(興奮のため、自分でももはや何を言っているのかよくわからない)




なお、まだ前編を読まれていない方は、こちらを先にどうぞ。






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そもそもの事の起こりは、こうである。

永年の夢であった「Kiss You」の弾き語りを無事終えた、
というか強引に終わらせたポコ太は、次なるターゲットを
「Tomorrow Made New [EXPO ver.] 」の弾き語りに定めた。



…え~と、ここは突っ込み所ではない。
本人が好きなものを選んでるだけである。
あなたにもし優しさがあるなら、そっとしてやっておいて欲しい




早速、鍵盤に向かって耳コピを始めたのだが
どうあがいても腕は2本しかないため、その場面、場面から
一番目立つ音をピックアップして繋ぎ合わせていくことになる。


しかしそうすると、あっという間に
 [RHYTHM RED Tour .ver] の出来上がり!
になってしまうのでございますよよよ・・・(号泣)



敗北である。屈辱である。
いかん!断じていかん!!
俺がやりたい事はこんなことじゃない。




そこで、どうやったら2本の腕だけで [EXPO ver.] を再現できるのか、
いったん鍵盤の前から離れ、
自分の思う [EXPO ver.] のイメージや特徴を書き出してみることにした。






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まずはイメージから。

それぞれのバージョンについて、
思い浮かぶキーワードを羅列すると、こんな感じだろうか。


[RHYTHM RED ver.] → 泥臭い・ヘビー・モノトーン
[EXPO ver.]     → スペーシー・軽やか・カラフル


もちろんこれはポコ太個人の印象ではあるが、
例えばポジティブな評価である『軽やか』を
『軽くなってしまった』とネガティブに読み替えれば、
感じたポイント自体は、[RHYTHM RED ver.]  派の皆さんと同じではないかと思う。




次にこのイメージを生み出している、
具体的な特徴を箇条書きにしてみた。

[EXPO ver.] は [RHYTHM RED ver.] と比較して、以下の特徴がある。


・テンポが速い
・全編に渡る16分音符の裏ウチ
・16分3連の装飾的フレーズ
・Bass のアクセント位置
・Aメロ、及びサビのチェンバロ風音色のリフ
・オルガンソロ
・後半に現れるストリングス


ここでは以上、7点を [EXPO ver.] を特徴づけているポイントに設定した。






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では、 1つずつ見ていこう。




・テンポが速い

これは、このとおりである。
ただ、テンポ(とキー)の変更は、想像以上に
曲のイメージに影響を及ぼすという事は伝えておきたい。
それゆえに、一番最初に書いた。





・全編に渡る16分音符の裏ウチ

冒頭からシェイカーの音色で、
『スチャ・スチャ・スチャ・スチャ』と全編に渡り、延々と打ち込まれている。

これが先に述べたテンポの速さと相まって、かなりせわしない印象を与えている。





・16分3連の装飾的フレーズ

シェイカーと同じく冒頭からエンディングまで、
延々とチェンバロ風の音色によるパッキングが録音されている。

このチェンバロ風の音色はかなりボリュームが絞られており、
先のシェイカーと一体化して聴こえるが
シェイカーが延々16分音符の裏打ちを辛抱強く続けるのに対し、
このチェンバロ風の音色は所々、
抜け駆けするように3連符になる。

この3連フレーズになった瞬間、
主メロやギターリフの隙間から、かすかに聴こえてくるのが
ゾクッとして、ポコ太としてはかなりツボなのである。



このフレーズのネタ元はおそらく [RHYTHM RED .ver] のBメロで聴かれる
『ダダダダダダ・ダーダッ』という16分音符連打のパッキングだろう。




























さらにこの3連フレーズや、ベーシックなバッキングを弾いているオルガンには、
かなり大げさにディレイがかけられていて、
これがその瞬間、瞬間に空間全体に弾け飛び、
後に述べるサビのリフと並んで、
この曲をカラフルに彩っている。


TMの曲でベーシックなパートに、ここまで派手なディレイがかけられているのは珍しく、
アルバム「EXPO」期、特有のものといえるのではないか。
同時期に制作された、雑誌 K's MAGAZINE Vol.3 付録CD版の「大地の物語」でも
似たようなサウンドデザインがなされていて興味深い。






・Bass のアクセント位置

両バージョンのイメージの違いにいちばん影響与えているのが、これかもしれない。
両バージョンの Bass は似ているように見えて、根本的な部分が全く違う。



 [RHYTHM RED .ver] では、全てのアクセントが拍の頭 Just にきている。









曲に合わせ「1・2・3・4・1・2・3・4・~」と手を叩きながら聴くと、
すべての拍で Bass のアクセントと一致するのが分るだろう。

また、ひとつひとつの音の長さにも注目しよう。
3拍目の裏以外は伸ばした音で
隙間なく埋まっている。

これが、一歩一歩足を踏みしめて歩いていくような、
ヘビー、かつアーシー(earthy)な雰囲気を生み出している。




しかしそれが [EXPO ver.] ではこうなる。









3拍目のアクセントがシンコペーション(注)しており、
また、4拍目裏の部分は次の小節頭にむけての導入的フレーズである。

先のように曲に合わせ「1・2・3・4・1・2・3・4・」と手を叩いても
各小節1拍目でしか一致しない。
  (注)シンコペーション=アクセントとなる位置を前後にずらして、
     単調ではないリズムを産み出すこと。



また、それぞれの音の長さも16分音符主体となっており
結果的に、空白(間)の多い譜割 となっている。

これらの要素がテンポの速さと相まって、
地に足がつかない、地面からフワリと足が浮いたような
それでいて、グイグイと前に引っ張られるようなノリを産み出している。




ちなみに、Aメロ部分のベースが単純に繰り返しでなく、
1カ所だけ伸ばした音が混じるところを見ると、
この Bass パートは手弾きで入力したものと思われる。




また、本来 Bass とコンビネーションを組むバスドラムに注目すると、
かなり自由に(Bass とピッタリ合わせず)演奏されていることが分る。
(もっとも阿部薫が演奏した時点では、まだこのBassが入っていなかった可能性もあるが)
しかしそれがオルガンソロの部分のみ、カチッと合わせているのが興味深い。






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ここまでが曲の骨組み部分。いわゆるリズム隊である。

これらの要素はすべて、曲の冒頭から聴くことができる。
おまけに前回指摘したように心地良いバウンスビートである。
こちらのエントリーで書いた『わずか2小節でこの曲のとりこになった』という表現が
決して大袈裟な言い回しではなかったことが分っていただけただろう。



特にポコ太にとって音楽は Bass が占める割合が非常に高いので
冒頭の数小節、まだリズムだけの状態で、
すでに80点近くになっている のだ。





しかしここからさらにポコ太のツボをつきまくる要素が加わってくる。
"キラキラ" である。
ここからは曲に彩りを与える装飾部分、いわゆるウワモノを見ていこう。






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・Aメロ、及びサビのチェンバロ風音色のリフ

全体に渡ってメロディーらしいメロディーの無いこの曲において、
この印象的なリフが、事実上 [EXPO ver.] の顔とも言えるだろう。












しかしこのリフ、聴く人が聴けばすぐに気づくように、
The Beatles「Lucy In The Sky With Diamonds」の引用となっている。
(比較しやすいように、KeyはGに統一してあります)












譜面を見ればわかるように使われている音程は全く同じである。
というより、4分の3拍子(Lucy In The ~)に、G音を1つずつ足して、
4分の4拍子(Tomorrow ~)として
弾き直しただけである。(譜面参照)


























だが「Tomorrow Made New」との共通項はそこだけでは無い。
奇妙で取り留めも無い歌詞やタイトルにも注目しよう。



The Beatles「Lucy In The Sky With Diamonds」は
タイトルの頭文字を繋げると『L・S・D』となる事から、
この奇妙な歌詞とサイケデリックな曲調は、
ドラッグによるトリップ体験を表現したものだと騒がれ、
イギリス本国では一時期、放送禁止に追い込まれた。


もちろん「Tomorrow Made New」には、そんな物騒な意味は無い。
ただ「Lucy In The ~」の騒動は、小室哲哉だけでなく、
この年代のミュージシャンなら誰もが知っている話である。

リニューアル直後で『TMN』という名前を売りたい小室哲哉が
この曲の歌詞を発注した際、
 "T/M/N にひっかけた言葉遊び” というアイデアに、
『「Lucy In The Sky With Diamonds」
  のような~』
という形容詞を付けていても、おかしくはない。



この制作初期のイメージというのは、
完成したものが結果的には全く違うものになったとしても、
意外と製作者の頭に残り続けるものである。
(そしてそれは "結果しか知らない” リスナーとの間に、
 イメージのずれを産むこともある)
以前、こちらのエントリーでも似たような考察をした。




この時点では、単に例として引用しただけの「Lucy In The ~」が、
ツアー終了後、いざ [EXPO ver.] を作成する段になり、
頭によみがえってきた のではないか。

その結果が、この「Lucy In The Sky With Diamonds」そっくりな
リフの誕生へと繋がったのではと考える。


前回、この曲のタイトルと [EXPO ver.] の成立には関連があるのではないか?
と書いたのはこういうわけだ。




さてこのリフ、バウンスビートと合わさって、
シンプルでありながらとても心地良いリフである。
まさに『聴いて良し!弾いても良し!』だ。
ぜひみなさんも、このリフにチャレンジして欲しい。




・後半に現れるストリングス

1番のサビが終わると、前編にも書いたように
TM曲、唯一のオルガンソロが展開される。
ここはいつもの手癖満載なのだが、やはりかっこいい。
この時点で次から次へと、矢継ぎ早にご褒美が押し寄せてきて、ポコ太は Heaven 状態。



が、しかし、
ご褒美は、これで終りではなかったのだ!



オルガンソロが終わった直後のサビで、
初めてストリングスマシンによるフレーズがかぶさってくる。
このストリングスの音色といい、フレーズといい、
またまたポコ太好みのフレーズであり
もうこの瞬間、ポコ太は解脱状態である。




ポコ太にとって「Tomorrow Made New [EXPO ver.] 」は、
まさに 音の満漢全席 なのだ。





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さて、ここまでは各パート別に見てきたが、
もちろん一番最初に聴いたときから、
こんな各パートごとに聴いていたわけではない。

各パートについてはその後、冷静になってから一つ一つ切り別けて分析したのであり、
初めは耳へ塊でドーンと飛び込んで来た瞬間、
わけもわからず恋に落ちた のである。


ここではその初期衝動、
そもそも何で [EXPO ver.] に、
こんなに思い入れがあるのか?を書く。
極私的ではあるが、ポコ太とってのTM NETWORKとは?という
根幹にかかわる話なので
最後にコレを説明して、このエントリーを終りにしたい。




この関連エントリーの初めから
ポコ太は [RHYTHM RED ver.] に興味がないと書いてきたが、
実は1カ所いじるだけで大好きな曲になる



その方法とは、クレジットを『TMN』ではなく
『葛城哲哉 supported by TMN』にする。


これだけである。
こうするだけで、同じ曲でもポコ太にとっては
かなりツボにはまる曲となる。



以前こちらのエントリーにも書いたが、自分にとってTMとは
『ファンタジックと骨太という一見相反するものが融合した稀有な存在』
というものなので、骨太ではあるがファンタジックの要素をまるで感じない
 [RHYTHM RED ver.] には興味が持てないのだ。
(歌詞にかすかなSF臭がするくらいか)



しかし最初にあげた [RHYTHM RED ver.] のイメージである
 → 泥臭い・ヘビー・モノトーン は、
このツアー当時の葛城哲哉のパーソナルな魅力と見事に合致するので、
そこはかとなく漂う Led Zeppelin 臭も含め、
彼の曲だと思えば、かなり楽しめる。



しかしこれが、
「TMにしか作れない曲か?」
となると少々首をかしげてしまうのだ。
(これは本質的な話なので、その表記が TM NETWORK か TMN かは関係ない)





前回のエントリー以降。多くの方々からこの曲に対する考えを聞かせていただいたが、
その中の [EXPO ver.] に批判的な意見として
『とってつけた感じがする』というのがあった。

実はコレ、ポコ太も同意である。
その "とってつけた要素" が、たまたま自分のツボにはまる内容だっただけだ。

今回見てきたサウンドだけではなく、
例えば歌詞中の「♪月とピアノの悲鳴~」などは
アルバムのトータルコンセプトに無理やり合わせるための
とってつけた感が半端ない。



しかし、なぜ歌詞も含め新たな装飾を
『とってつけなければいけなかったのか』と考えてみると、
やはり小室哲哉自身が [RHYTHM RED ver.] に対して、
TMの作品としての必然性、説得力が弱い、と判断したからではないか?

 [RHYTHM RED ver.] は、TMN へのリニューアル、
そして新サポートメンバー葛城哲哉を迎えての高揚感の中で作られたものに感じる。
それだけに、この曲をいざ TMのアルバムに収録する、となったとき、
何らかの(ファンサービス以上の)
必然性を与える必要に迫られた。

ましてやコンセプト優先のTMとしては、この時も
『月とピアノ』と言うコンセプトを掲げており、
その面でも何らかのすり合わせを行わなくてはならない。




つまり [RHYTHM RED ver.] における、
葛城哲哉の圧倒的な存在感に対抗するための
『何か』を仕立て上げなくてはならない
と判断した。

その結果が人によってはミスマッチ、あるいは装飾過多にも感じる
とってつけた感の正体ではないだろうか。




しかし、ここまで装飾を施しても、
葛城哲哉のギターの持つプリミティブな臭いは全く消せていない。
Produce という意味では、小室哲哉の敗北に見える。

この曲がこれ以降、現在に至るまで顧みられることがないのは必然であろう。
(現在、涙を流しながら執筆中)




だが、しかし、もしかしたら、ひょっとすると、
この30周年ではサウンドではなく歌詞の部分(starchild~など)で
捲土重来を期すのではないかという、期待とも妄想ともつかない、
重い(誤変換だがあえてこのまま)を抱いております。





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さてポコ太にとって、初期衝動という意味では、これと同じ境遇の曲がある。
シングル「All-Right All-Night」である。


アルバム「GORILLA」でファンキーで骨太なダンスミュージックへと舵を切った
TM NETWORK ではあったが、
それ以前のファンタジックなスタイルはすっかり影を潜めてしまった。

「Nervous」や「Passenger」を大好きにはなったが、
そこにはもはや、以前のファンタジックな TM NETWORK の面影はなく
アルバム「RAINBOW RAINBOW」で産湯につかり、
アルバム「CHILDHOOD'S END」でドはまりしたポコ太としては、寂しい想いがあった。





そこへ現れたのが、シングル「All-Right All-Night」だった。



























この曲では「GORILLA」直系の
・派手なブラスセクション。
・ぐいぐいと曲を引っ張る、骨太な生の Bass。

は、そのままに

・イントロから聴けるピコピコシーケンス
・間奏の哀愁を帯びたリフ(前シングル「GIRL」と全く同じフレーズなのが気になったが…)
など、デビューアルバム「RAINBOW RAINBOW」で聴くことのできた、
ファンタジックでキラキラとしたサウンドが見事に融合していたのだ。



この曲でポコ太のTM熱は 第一次絶頂期を迎えた。
(なので、The Beatles「She Loves You」ばりのドラムから始まる
 シングルバージョンの方が、思い入れは深いです)




その後、年が明けアルバム「Self Control」発売間近になると小室哲哉の口から
『このアルバムのコンセプトは「GORILLA」+「RAINBOW RAINBOW」』
という趣旨の発言が聞かれ、ひどく納得したものである。


そして、この曲が初披露されたライブである
「FANKS "FANTASY" DYNA-MIX」のタイトル自体が、
既にそのコンセプトを先取りしていたのだと気付かされた。
(それだけに同ライブのDVDでは ”FANTASY" 部分が
 バッサリとカットされているのがなんとももどかしい。
 このコンサートの野外ライブとしての見せ場は、
 中間部分で映画『未知との遭遇』のワンシーンが再現された、
 9分近くにも及ぶ「1974」だった)





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この話のアルバム「GORILLA」を「RHYTHM RED」に
「All-Right All-Night」を「Tomorrow Made New」に置き換えれば、
ポコ太の「Tomorrow Made New [EXPO ver.]」にかける想いが
分かっていただけるのではないだろうか。


つまりポコ太にとって「Tomorrow Made New [EXPO ver.]」は、
「RHYTHM RED」直系のハードロックサウンドに
"TM NETWORK 時代のキラキラ感” が融合した曲なのだ。


しかし、同じようなコンセプトの「Love Train」に、ピクリとも反応しなかったのは
「Love Train」の場合は "「RHYTHM RED」と「TM NETWORK」の融合” ではなく
”「TM NETWORK」路線への軌道修正” 
に聴こえたからだと思う。

これはSingleと、アルバム収録曲の1つでしかない曲との
『背負わされる物』の違いであろう。




ところで、EXPO ツアー初期だったと思うが、
メンバーの発言で、新曲「WILD HEAVEN」のことを
"TM NETWORK パビリオン” と表現したことがあった。

ポコ太とっては「Tomorrow Made New [EXPO ver.]」もまさにそうであり、
そう考えると短い期間だったとは言え、この2曲が続けて演奏されていたことは、
偶然ではあろうが感じるところがあった。





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皆様、長々とお付き合いいただき、
誠にありがとうございました。


ここまで分かれば後は実践のみ!
つまりピアノで [RHYTHM RED .ver] と [EXPO ver.] を弾き別けるには

・速めのテンポで
・全編に16分音符の裏ウチを入れながら、所々16分3連のバッキングを加えつつ
・Bass のアクセント位置をシンコペーションさせ
・Aメロ、及びサビにチェンバロ風音色のリフを入れながら
・間奏部分ではオルガンソロをキメる

ということとなります。(注)



って、無茶言わないでください!
全部、ポコ太の苦手なことばかりじゃないですかっ!!

えっ、じゃあお前、いったい何が得意なんだって?




               …。




では最後に、この不遇な23年間分のねっとりとした情念をたっぷり含んだ、
まさに「月とピアノとポコ太の悲鳴」を聴きながらお別れです。


んじゃ、また。







(注)ちなみに必死にあれこれ試したものの
   "後半に現れるストリングス” は泣く泣く断念!
   おお神よ!ポコ太はダメな…ダメな男です…。(以下、冒頭へLoop)




8 件のコメント:

  1. すみません、そのとある泉にはどうやって行けるんでしょうか…。

    とまぁ冗談(←?)はさておき、ポコ太さんの「Tomorrow Made New(EXPO ver.)」にかける想いビシビシと伝わりました。「All-Right All-Night」の例を持ち出したのも非常にわかりやすく説得力がありました。

    自分は楽器がいっさい弾けないもので、バンドやアーティストの持つ世界観や作品自体の構成に興味が行きがちな分なかなか1曲1曲の魅力を上手く伝えることが苦手です。ポコ太さんのように曲を解体・分析して考察しその曲の持つ魅力を伝達する技量にいつも溜飲が下がる思いです。

    次はどんな考察が待っているのか楽しみですね(^^)。では。

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    1. 何を落としても [RHYTHM RED ver.] にされちゃう泉ですよ。
      行きたいですか?!

      あと、僭越ながら訂正させていただきますね。
       × 曲の持つ魅力を伝達する技量
       ○ 曲の持つ魅力を押し売りする執念


      なんかもうこのエントリー書き終わったら、すっかり気が抜けてしまった。
      どんだけ「Tomorrow Made New [EXPO ver.]」のこと
      書きたかったんや、自分(笑)


      あ、誕生日おめでとうございま『した』!

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  2. 昔は映像を持ってなかったのでTommrow Made Newと言えばEXPOでしたが、今は簡単にRHYTHM RED ver.が見られて嬉しいです。

    こんなにも丁寧に音楽の聴き方を言語化して示して下さってるのだからと解らないながら何回も読んで聴き比べましたが、ウツの声だの映像だの邪心に囚われ...
    気が付けばEXPO ver.を聴きながらRHYTHM RED TOURのパンフを読んでいるというカオスに。。

    ポコ太さんの息詰まる弾き語りに比べ、私にこのエントリーに触る資格なし!

    ちょっと気になっていた他のエントリーに飛んで勉強してきます。

    大変失礼いたしました。

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    1. >>EXPO ver.を聴きながらRHYTHM RED TOURのパンフを読んでいる
      ワロタ。それ単にTMライフをenjoyしてはるだけですやん。
      それもまた良し!


      >>私にこのエントリーに触る資格なし!
      なんだか毎回読む方のことを考えないような内容ばかりで、ほんとに申し訳ない。
      残念ながらこの先も、万人受けするようなものとか、
      女子受けするような内容の予定は全くありません。
      というか、そんなの僕には書けるわけもございません。

      それでもこうやってイヨ太さんのようにコメントいただけると、
      とても励みになって次も頑張ろうって思います。
      で、頑張ろうと思って次に書くのも、これまたひどい内容なんですけどね。


      …ダメLoopじゃん!!



      >>他のエントリーに飛んで勉強してきます。
      夕飯までに帰ってきなさいよ〜。

      削除
  3. 今回の記事は途中で何度も読むのをあきらめましたが、今回やっと読み切りました!! ここでしか読めない記事だと思いました。また、ここまで解剖されて(照点を当てられて)、EXPOバージョンの「Tomorrow Made New」も喜んでいるのではないでしょうか。今日の帰りの電車で久しぶりにEXPOバージョンを聴いてみようと思います。

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    1. >>今回やっと読み切りました!!
      なんかそんな無理までして読んでいただき、申し訳ない。
      ポコ太の親族、縁者、総出で感謝いたしております。
      分りにくいところはどんどん『ゴルァ』してください。

      でもほんと、独特の匂い漂う”くさや"みたいなBlogですので、
      お口に合わないところは、どんどんすっ飛ばしちゃってくださいネ。

      むしろその時間を『ダンスのキレを取り戻す練習』に使っていただきたい。


      >>「Tomorrow Made New」も喜んでいるのではないでしょうか。
      なんか亡くなった方みたいな文面で、笑えるやら笑えないやら。


      そうそう、予想より早く冬のツアースケジュール出ましたね!
      今回はやまびこさん圏内の会場があって、よかったですね。
      でも、そうすると会えないか…。

      削除
    2. 早速の返信を有難うございます。確かに亡くなった方みたいな言い方でしたね。次のツアーは近隣でもありますが、初日とファイナルは行くつもりですよ。また是非盛り上がりましょう。出来たら全部行きたいくらいですが、さすがにちょっと、、、

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    3. >>初日とファイナルは行くつもりですよ。
      おお、TMのツアーに合わせて『やまびこツアー season2』も開催されるのですね!
      出来れば今度は、もう少し余裕をもってお会いしたいですな。

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