2015年9月25日金曜日

コロシアムを暴け・下準備編 /「FANKS the LIVE 2」を暴け!☆ 中編

ミツカワです。
今回は語るべきことがギッシリあるので、前置きなく始めます。

前回のエントリーをお読みいただいていることを前提としているので、
まだの方はこちらからお読みください。




また参考資料として、ARENA TOUR
KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX(以下、KDD)全13公演の日程を書いておきます。

・ツアーの開始が、東京代々木体育館3公演であること
・広島公演がツアー最終盤であること
をご確認ください。

1988年(2月26日 Kiss Japan Tour 終了)

3月14日 国立代々木競技場第一体育館
3月15日 国立代々木競技場第一体育館
3月16日 国立代々木競技場第一体育館
3月19日 名古屋市総合体育館レインボーホール
3月20日 名古屋市総合体育館レインボーホール
3月23日 新潟市体育館
3月24日 新潟市体育館
3月26日 仙台市体育館
3月29日 大阪城ホール
3月31日 大阪城ホール
4月2日 福岡国際センター
4月4日 広島サンプラザホール
4月6日 神戸ワールド記念ホール







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前回では、このライブ映像におけるテイク違いを
バンダナやアクセサリーなどを目印にA・B、2つのタイプに分けた。

今回はまず、本題に入る前に
タイプAが代々木公演のものであること
を確認しておこう。

キーとなるのは、前回の最後に少し触れたが、
舞台上手側に設置された独特の大型カメラである。


この大型カメラは、タイプAの特徴である、
サポートメンバーがバンダナを着けている映像と同一画面中に写っている。
(この手の細かい部分は本来、静止画より動画の方が分かりやすい)

























逆にタイプBの映像には写っていない。

よって、サポートメンバーや宇都宮隆のアクセサリーが確認できない映像でも、
このカメラが写っていればタイプA と判断できる。




その上でこの画像の特徴的な天井の形を見れば、
この大型カメラが設置してあるのが、代々木体育館であることは明白だ。























よって、タイプAが東京代々木公演であることが確認できる。







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さて問題はここからだ。
前回のエントリでは、このDVDに3種類の映像がなければおかしいと書いた。

1)eZで放送された映像には代々木と広島の映像が使われていることが明記されている。
2)このDVDには3月15日収録とクレジットされている。
3)しかし、よく見ると3月16日の映像も混ざっている。

つまり本来なら、このDVDから
広島+代々木2日目+代々木3日目の3種類の映像が見つからなければならない。


広島についてはタイプBであることはすでに述べた。
(広島は元々1公演しか行われていない)

ということは
タイプAの中に2日分の映像が混ざっている
ことになる。







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とりあえず 1)と3)について説明しておく。
1)に関しては画像の通りである。





























次に3)であるが、これは少々説明が長くなる。

ここでは別の検証材料を引っ張り出してくる。
このDVDの元となったビデオ「FANKS the LIVE」シリーズが発売された1989年当時、
シリーズ全3巻をまとめて予約すると抽選でプレゼントされた、
4本目の映像作品「FANKS the LIVE 4」

これはシリーズ3作品からそれぞれ1曲ずつ、アウトテイクを収録したものだ。
本エントリーの主役「FANKS the LIVE 2」からは
ライブ後半で演奏された「All-Right All-Night」が収録されている。


そしてもう一つ。
このツアー、KDDでの演奏が収録されたCD「TMN GROOVE GEAR 1」である。
このCDに「All-Right All-Night」が収録されている。


そして何より重要なのは、この「TMN GROOVE GEAR 1」、
「All-Right All-Night」を含むKDDの音源に関しては、
ライナーノーツに 3月16日収録とはっきり書かれている。

つまりこの音源とビデオの演奏の映像がぴったりと合っているカットがあれば、
それは3月16日の映像ということになるわけだ。






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まず、この音源の特徴的なところを探そう。

1番最初に気づくのは、歌詞を間違えている ことだ。
1番のサビで、本来なら ♪〜 悲しみと傷みと苦しみと憎しみ と歌うべきところを
♪〜 きっと今夜君ならば間違いと言えるさ と歌っている。

もう1点は、小室哲哉のシンセソロ部分。
このフレーズ自体も足がかりになるが、
3分59秒の部分でリズムが前のめりになってしまっている。

とりあえずこの2点を頭に置いて「FANKS the LIVE 4」を見てみる。




先にシンセソロの方を確認するが、フレーズが完全に同一なのは当然として、
モジュレーションやピッチベンドをかけるタイミング、量も一致している。
さらに該当部分の映像見るとその瞬間、小室哲哉がジャンプしている。
それでリズムがヨレてしまったのだ。



次に歌詞間違いの方を見てみよう。
映像では問題の箇所だけカットが変わる。それがこの画像だ。

























後ろから撮っているので、はっきりと判りづらいが、
♪〜 きっと今夜君ならば間違いと言えるさ と歌っているように見える。
逆に『♪〜 悲しみと傷みと~ と歌っているのだ』と思い込んで見てみたが、
やはり映像の口元とズレてしまう。



この他にも、例えばエンディングにてそれぞれがフリーに演奏するところでの
松本孝弘のギターフレーズも一致する。





この3点を合わせてみれば、この映像の音とCDの音源は同じテイクが元となっている

CDのクレジットを信用するなら、
この音とぴったり合っている3つのカット及びシーンは、
3月16日の映像ということになる だろう。






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もうひとつ。
先ほどから『代々木内に2種類の映像』と連呼しているが、
代々木は三日間連続公演であったため、
クレジットされていないだけで "3種類目の映像” があってもおかしくは無い。

一応、初日である3月14日の映像が混じっていないことを確認しておく。



まず初日とそれ以外の公演では、大きな違いとして、
初日のみ「Dragon the Festival」が演奏されていない。
しかしこのDVDの最後に収録されているダイジェスト映像見ると、
かなりの割合で(代々木・広島、両方とも)
「Dragon the Festival」の映像が収録されている。

      「Dragon the Festival」上:代々木公演 下:広島公演


















































また初日のみ、ライヴ前半の「Resistance」と後半の「Nervous」の
曲順が入れ替わっていたそうだ。
このDVDに収録されている「Resistance」は宇都宮隆の衣装を見れば、
ライブ前半の演奏であることがわかる。
よって初日の映像では無い。




さらにこれは決定的だが、初日は宇都宮隆の衣装が違った。
この衣装の映像はDVD中、どこにも収録されていない。


























以上のことから、このDVDには初日の映像は含まれておらず、
そもそも収録自体、行われていない可能性が高い。
(テレビ局の取材カメラは入っていたようだが)







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というわけで、ここまでやったうえで、
ようやく本題の "もう一つの代々木映像” を探す旅 に出る。


とりあえず何度見ても、タイプA・Bのような明確な違いは見つからない。
そこでバンダナのような "アイテムを見つける" ことは諦め、
カットの繋がりに不自然な点がないかを探すことにした。

同じ タイプA同士でカットが繋がっていない部分 があれば、
それは別テイク ということになる。


ところがこの手法、最初から大きな障壁が立ちはだかった。
このDVD。
カットの繋がりが7割から8割方、タイプA → B → A → B ~ となっているのだ。
これではタイプA同士の別テイクを探ることができない。

とにかくAの別テイク(タイプA’ とする)が 存在することを信じて、
ただ、ただ、無心に映像を見続ける。





               …で、だ。諸君。





とりあえず結論から言うとタイプA'は確かに存在した。
しかしだ。
ミツカワが自信を持ってこれがタイプA'と言えるのは、このワンカットのみ。
















こんな遠景のワンカットから、
どうやって日付を割り出すというのか…。

正直、暗たんたる気持ちになったのだが、
とりあえず今回はこれが別テイクであるということを説明しておこう。

2024年6月20日追記。
こちらのカットは代々木体育館ではなく、広島サンプラザホールの可能性が浮上しました。
仮にそうだとすれば代々木側に矛盾はなくなり、このDVDの代々木側は全て3月16日と言うことになります。


ちなみに疑わしいというレベルでは他にも数カットあるのだが、
自信を持って断言するには至らない。
これは次回までの研究課題とする。






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では説明。
このカットは、1曲目「Be Together」の最後のサビに入ったところだ。
順を追って見ていこう。

この部分のカット割りは

1)最後のサビに向け、舞台後方にいた宇都宮隆が前方に飛び出してくる
2)その正面からのアップ
3)問題の遠景画像
4)再び正面からのアップ

という流れになっている。





まずカット1)の画像には奥に大型カメラが映り込んでおり、
代々木の映像であることが分かる。画像:参照)

このカットの最後で宇都宮隆が画面からはみ出してしまい、画像:参照)
2)との繋がりを確定させることは厳しいが、
宇都宮隆のステップのリズム、歩幅等から繋がっていると判断した。
(木根尚登については決められたステップを踏んでいるのと、
 あまり特徴的な動きがないので判断材料としにくい)




















































次にカット2)
宇都宮隆の首にアクセサリはかかっていない。画像:参照)
引き続き、代々木の映像である。

このカット2)の最後で宇都宮隆は左腕を高く掲げ、客席から見て左側を指差す。
画像:参照)

ここでカット3)に切り替わる。





















































カット3)
遠景なので非常に分かりづらいが、よく目を凝らして見ると、
切り替わった時点では宇都宮隆の左腕は下におりている。画像:参照)
そしてそこから正面、ないしは客席から見て右側に手を差し出す。画像:参照)

これは画像では伝わらないと思うので、
ぜひご家庭でDVDをコマ送りしていただきたい。

さらにこのカットには、先に挙げた大型カメラも映っており、
また会場の構造からも代々木体育館であることは間違いがない。
断言はできないが、日詰昭一郎もバンダナをしているように見える。












































このカットの最後で宇都宮隆は差し出した左手を引き戻そうとしているが、
その手が戻りきる前に…








カット4)
一足早く、宇都宮隆の左腕はマイクスタンドのところにある。画像:参照)
このカットでも首にアクセサリはかかっていない。画像:参照)
つまり代々木である。




















































というわけで、全てのカットが代々木公演の映像であるにも関わらず、
カット3)だけが、その前後と繋がっていない。
つまり 代々木公演の別テイク=タイプA’ だ、
ということがお分かりいただけただろうか。







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ただ話を戻しますが、このカット3)

大河の中から砂金を拾うようにして手に入れた、貴重な貴重な別テイクではあるものの、
こんな遠景のカット1つだけあっても、
これが15日か16日かなんて判断つかないよ、パトラッシュ…。

なんだか限界にぶち当たったような気もしますが、
多分、ここからが本当の勝負なんでしょうね。

狙い通りに タイプA’ を見つけ出すことに成功したというのに、この敗北感。
こういうのを試合に勝って、勝負に負けたと言うのでしょうか…。
まあ、なんの試合だよ!って話ですが…。


というわけで次回にて、この "血を吐きながら続ける悲しいマラソン”
DVD「FANKS the LIVE 2」編、最終回となる予定です。


んじゃ、また。







2015年8月27日木曜日

コロシアムを暴け・下準備編 /「FANKS the LIVE 2」を暴け!☆ 前編

ミツカワです。

面白がってTwitterに動画を投稿していたら
『ガラケーからじゃ見れん!』と言われましたので、こっちにも貼っときます。
これで見れるのかな?


【音注意】30秒でやってみた。 
     MARIA CLUB (from Kiss Japan Tour)



【音注意】30秒でやってみた。が、やはり30秒では無理があった。 
     Come on Let's Dance (from CAROL TOUR)






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では、本題。

豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、とあるBlogのスミッコに
「コロシアムを暴け」という怪しい企画が流行っていた。

とんとさっぱり音沙汰なかった「コロシアムを暴け」

もちろん忘れていたわけではありません。
(みんなが忘れてくれたら…とは思っていましたが)

ここまで間が空いたのは、小泉氏関連の企画があったから、
ということと別に、もう一つの理由があったのです。



それは昨年(2014年)10月終わり、
Tour「QUIT30」初日に発表された「TM NETWORK the Movie」を皮切りとして、
旧Epic/Sony による30周年特別お蔵出し!に(ちょっぴり)期待したから。

コロシアム攻略に役立つ新たな資料が公開されるかもしれない。
企画を進めるのは、それを待ってからにしたほうが効率的だ。
ミツカワは、そう考えたワケです。



…が、結果は、


Epic/Sony 動かざること山の如し!!


いや、動きはあったんだ、動きは!!
だがしかし、こんな動きは俺が望んだもんでは…!!!!
××××× 以下、3000文字自粛 ×××××





…で、前回より1年。

あの時と全く変わらない状況のもとで、
当企画「コロシアムを暴け」をrebootすることにしました。
またいつ途切れるか分かりませんが、どうぞよろしくお願いします。







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さて「TMN COLOSSEUM Ⅰ & Ⅱ」2枚合わせ、
最も多く収録されているのが、1988年3月~4月に行われた
「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX(以下、KDD)」での演奏である。

コロシアム全23曲中、以下の6曲がそれに当たる。

・Self Control
・Be Together
・Resistance
・Telephone Line
・Beyond The Time
・Fool On The Planet
(収録順)

ミツカワは次のターゲットをここに定めた。


というわけで今回はまず、その演奏の年月日、編集などの
判断材料となる 可能性がある、同KDD公演を収録した映像作品
「FANKS the LIVE 2 KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」を分析することとする。


この中に何種類の映像(公演日違い)が収められているかを分析。
  ↓
それぞれの公演日を特定。
  ↓
それぞれの映像と音声が一致していれば、それが◯月◯日の音と確定。
  ↓
これを元にコロシアムと聴き比べる。

という手順だ。


なんだかこうハッキリ文章化してしまうと
「なんでこんなことやってんだろう…俺…」
と、ふと我にかえって冷静になってしまうが、
とりあえず今は、もっともっとエモーショナルでいくことにする。






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今回はまず、最初の手順である
『この中に何種類の映像(公演日違い)が収められているかを分析』
を行う。


結論から先に言うと、ミツカワはこの中に
2種類(2公演分)の映像が使われていることを確認した。


さらにこの検証を進めている途中、複数の方から
DVD「TM NETWORK THE MOVIE 1984~」の BONUS TRACK として収録されている
「KISS YOU (eZ 放送版)」(注)に『代々木と広島の映像を編集した』
とクレジットされているとの情報が寄せられた。

(注)映像は「FANKS the LIVE 2」と最後の2秒以外は同じ。ただし音声(Mix)は完全に別物


・ミツカワが見つけた映像は2公演分。
・eZ 放送版には『代々木と広島の映像を編集した』とクレジット。

なら、何の問題もない。辻褄は合ってるではないか、と思うだろう。





ところが、これがミツカワを悩ませることとなったのだ。





なにが問題かというと、このDVDにははっきりと
収録日は3月15日 と書かれている。



























しかし、ミツカワが見たところこの作品には、
3月16日のものと思われる映像があった のだ!
(16日分と判断した根拠は次回に)


ということなら本来、
広島+代々木(15日)+代々木(16日)の3種類の映像
が見つからなければいけないはずだ。

しかし、判別できたのは2種類…。




これをどう捉えればよいのか?

1)パッケージの表記は嘘。代々木映像は全て3月16日分
2)ミツカワの探し方が足りない。もう一度やり直し!



この点は次回に向け、さらに精進することとし、
とりあえず今回は2種類の見分け方を解説する。
それまでに『第3番目』の映像に気付かれた方は、是非ご連絡いただきたい。






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まず編集素材として複数のテイク(公演日違い)が使われていることを確認しておこう。

一番わかりやすいのが「Resistance」の1番だろう。
サポートを含めたメンバーの立ち位置がカットごとに変化する。
特に木根尚登の立ち位置が顕著だ。
















































木根尚登が宇都宮隆の後ろに立っているカット(画像上)と、
宇都宮隆の横、舞台下手側に立っているカット(画像下)が混ざっている。




また「Children Of The New Century」のイントロでは、
踊る宇都宮隆の映像を、あえて複数テイクを重ね同時に見せることによって、
躍動感あふれる映像生み出すことに成功している。
これはなかなか優れた演出ではないだろうか。

































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では具体的にそれぞれの差異を確認していこう。

この解析作業、当初は以前の「CAMP FANKS!! ’89」に比べ、かなり難航すると思われた。
光の洪水といった感のある「CAMP FANKS!! ’89」に比べ
常に薄暗い印象の「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」では、
舞台上の細かな情報を読み取ることが難しいからだ。




ところが、たしかに薄暗さにはかなり手こずらされるものの、
一旦ポイントさえ掴めば、判別はかなり楽だ。




まず気付いたのが、
カットごとの映像の質感が違って見える。
一方に比べ、もう一方は画面全体がざらついて見えるのだ。


この画面のざらつきの違いとは何かといえば、
ステージ上に焚かれたスモークの拡散の仕方の違いだ。


実はこれほど確実な判断方法はないだろう。
スモークの量は合わせることができても、
その拡散の仕方までを完全に一致させることは不可能だからだ。

ただしかし、この微妙なニュアンスの違いは、
いかに文章や画像を駆使しても、他人に伝えるのはほぼ無理だ。
よって当エントリーでは、この方法を論拠として使わないこととする。






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ということでスモークの件はスッパリ忘れ、次の差異点を探す旅に出る。


再び画面を無心に眺めていると、ギターの松本孝弘に目がとまった。
彼の顔をじっと眺めていると、見慣れた顔のほかに、
やけにシュッとした顔の時があるような気がする。

メイクが違うのだろうか?と思った瞬間に気付いた。
バンダナをしている時としていない時がある。
そのバンダナに引っ張られる形でシュッとした顔になっていたのだ。


















































さらにこのバンダナには腰まで垂れる "白いしっぽ" が付いている。
これは非常に目立つので、着けている時といない時の差は歴然だ。





























これに気付けば、同じくベースの日詰昭一郎も
バンダナを着けている映像と着けていない映像が混ざっていることに気付くだろう。





























また 靴も違う。
両名ともバンダナを着けている時はその、なんというか、
チャラチャラとしたブーツを履いている。























バンダナを着けている時(左)はブーツ。着けていない時(右)はシューズ。




・松本孝弘のバンダナ  有り/無し
・日詰昭一郎のバンダナ  有り/無し
・チャラいブーツ  有り/無し

この3点の有り/無しは連動しているので、どれかが画面に入れば大体判別できる(注)

    (注)ただしミツカワの調べでは KDD初日(3月14日)は
       ・松本孝弘のバンダナ  有り
       ・日詰昭一郎のバンダナ  無し
       だった可能性がある。







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しかし、だ。
このDVDは残念ながら 松本孝弘様が主役ではない ので、
常に写っているわけではない。

写っていても後方の立ち位置に移動されると、
映像によっては(薄暗いので)かなり厳しい。



そこでこれに代わる、何らかの指標を見つけなくてはならない。
なんといってもこれは TM NETWORK のDVDなので、
出来ればメンバー、さらに言えばその中でも映る頻度の高い、
ボーカルの宇都宮隆からそれを見つけだしたいものだ。



ここでまた、いつ終わるとも知れない
DVDの延々ループ再生が始まる。

本当はここで、このエントリーを読んでいるあなたにも
ミツカワと一緒に延々ループを体験していただきたいのだが、
そうも言っていられないので、
ここではループ再生にピリオドが打たれたところから再開する。







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松本しっぽ程の単純明解さではないが、宇都宮隆にも収録日違いの痕跡がある。
それが 首にかけたアクセサリーの有無 だ。













































画像・上/アクセ有り・下/アクセ無し



ただしこれは注意が必要で、かけてないように見えても、
ジャケットの襟に隠れていたり、タンクトップの胸元にインしている
こともあるのだ。
























また逆に、首に何かかけているように見えても、
首筋の影、ということもある。

これは元々画質の良い映像ではないので、見間違えやすい。






さらに、コンサート中盤で衣装チェンジした後の映像においても、
このアクセサリー 有り/無しの映像が混在している。


















































ただし、この衣装チェンジしてからのジャケットには、
光を反射する金属製のパーツが付いているので、
これと混同してしまわないようにも注意しなくてはならない。

































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さて、サポートメンバーのバンダナと宇都宮隆のアクセという
2つのポイントを押さえたところで、
再度、DVDを頭から見直してみる。

するとこの2点は連動していることがわかる。

つまり、
・宇都宮隆のアクセが無いときは、サポートメンバーのバンダナ有り。(これをAとする)
・逆にアクセが有るときはバンダナ無し。(これをBとする)
という具合だ。

















































一応、現時点では

A が東京代々木公演
B が広島公演

と思われるのだが、その根拠及び
代々木公演の日付については次回とさせていただく。





その他、「CAMP FANKS!! ’89」同様、
カメラ機材&位置や客席側の映像 も有効だ。























このカメラは複数人で操作しており、かなり目立つ。
クレーンではなく、恐らく油圧などで高さを変えているようだ。
これが有るのが代々木会場と思われる。

詳しくは次回に。







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さてさて個人的な話で恐縮ですが、
先週より体の様子がおかしく医者に行ったところ、
「手足口病」という(名前だけは可愛らしい)病気と診断されました。

このウイルスに有効な薬が無いこと。大人の場合は重症化しやすいということで
絶対安静を申し付けられたのにもかかわらず、帰宅したその足でパソコンの前に座り、
何事もなかったように「FANKS the LIVE 2」の
コマ送り検証を始めた自分に、
我ながら大物の片鱗を感じたのでした。



この淡々としたビデオ検証作業。

『一体誰に命令されてやってるんだ、俺は?』とか
『ビデ倫のおじさんたちもこんな感じなのか?』とか
『ひょっとしたらこの作業って、
 役所に書類を提出したら補助金もらえるんじゃないだろうか?』とか、
わけのわからないことが頭を巡りながらも、
今回のようなヒントを見つけると、やはり嬉しくなるものです。

ぜひ皆さんも、ご家庭で簡単にできるコマ送り検証を楽しんでいただけたらと思います。
(家族に相手にされなくなる危険性はあります)


んじゃ、また。








2015年7月20日月曜日

ミツカワの・第6回・小ネタ☆『KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX』祭り!

ミツカワです。

さて今回は、途中に別企画を挟んだため忘れている方も多いでしょうが、
前回の最後で予告したように、小ネタスペシャルです。

昨年の夏にエントリーした "小ネタ『CAMP FANKS!! ’89』スペシャル" に続き、
今回は "小ネタ『KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX』祭り!"

しかも、いつもは3つの小ネタのところ、
今回は1つ増量して4小ネタ!



これは 
新しく別のBlogも始めちゃって、重箱の容量は減るんだろうな…
 …と思っていたのに逆に量が増えるなんて?!ミツカワさん素敵ー!!
という反響を狙って、捨て身で増量したというわけだ。

ふふふ、このミツカワ。そこらへんに抜かりはない。
これが俗に言う、安物買いの銭失いというやつだっ!

…いや…違うな…

これが俗に言う、二階から目薬!  …じゃないな…

       …あれ?
         秋茄子は嫁に食わすな???



…えーと

  …えーと

    …







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(小ネタ No.06-1)
[メビウスの空をどんぶらこ]

ツアー自体の話に入る前に、コレを収録したDVDのお話。

記念すべき小ネタスペシャル第1回の小ネタno.1-1は



今回はその第2弾。
「Beyond The Time」のシーケンスデーター名は何か?である。
…って、もう分かるよね(笑)

皆さん予想の通り、答えは “GUNDAM” である。

ただあなたは、この答えにはっきりとした根拠が示せるだろうか?
そこでこの「重箱のスミ!」の出番である。



用意していただくのは、DVD「FANKS the LIVE 2 KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」

この冒頭に当時、コンサートでスクリーン上映された、
オープニングフィルムが収録されている。

そう、ビルの屋上からメンバーが気球を飛ばすシーンが印象的なアレだ。
このフィルムのスタート直後に、ほんの一瞬パソコンのモニターが大写しになる。

それがこれだ ↓ 


























Songname に注目してみよう。
                  この部分 ↓





















     おーい “GANDAM” じゃなくて “GUNDAM” だぞー。うるさい人が来るぞー。




もちろん、この “GUNDAM” というタイトルのデーターが
「Beyond The Time」以外の曲であるという可能性が無いとは言い切れない。
が、そんなワクワクするような事態はそうそう起こらない。
みんないい大人なのだから、ここは素直に現実を受け入れよう。


というわけで、つまりこのDVD、
「Beyond The Time」は カットされていると思いきや、
(データー画面は)収録されていたのだ!!



まあ、特に嬉しくはないが…。







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(小ネタ No.06-2)
[昭和へ WELCOME BACK 2]

あえてこのタイトル ↑ について説明はしないが、
読んでいただければ伝わる、と言っておく。

これは大きな変化と言うより、ぬるっとした変化とでも言おうか。
MC について である。


コンサート終盤「Dragon the Festival」の演奏を終え、
残り「Beyond The Time」と「Human System」の2曲になったところで入る MC
(この場合はセリフと言う方が近い)に、A・B、二つのパターンがある。


まずAパターンのMC

  『どうもありがとう。僕たちTMが、そしてみんなの一人一人がどこにいたとしても、
   永遠に変わらない Human system。
   また出逢えたら、時を越えて Beyond The Time
                    →「Beyond The Time」演奏スタート



「時を越えて Beyond The Time 」って、はっきり言って、
ちょっとなに言ってるか分からない。

この言語センス、むしろ某リーダーに近いものを感じる。
やはり TM NETWORK を長く続けていると、こういう副作用が現れるのだろうか。



でもって、こちらがBパターンのMC

  『どうもありがとう。僕たちTMが、そしてみんなの一人一人がどこにいたとしても、
   永遠に変わらない Human system。
   また時を越えて出逢えたら、とっても素敵だと思います。Beyond The Time
                    →「Beyond The Time」演奏スタート


この場合の "Beyond The Time" は純粋に次曲のタイトル紹介となっている。
これには『時を越えて出逢えたら、最高だね。Beyond The Time 』
などのバリエーションがあるが、とにかく常識的な文言であり意味は分かる


最初はBパターンが本来のもので、
Aパターンは "やらかした” だけかとも思ったのだが、
Aパターンも複数公演で披露しているので、
ひょっとしたらAパターンが本来のもので、
しかし伝わりづらいため(というか意味不明のため)
泣く泣くBパターンが用意されたのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。(テキトー)



ちなみにミツカワの意見としては
『そもそも、こんなMCいらない』である。







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(小ネタ No.06-3)
[夜の芝生でどんじゃらほい]


TMのライブで特徴的な派手なライブアレンジ。

通常語られることが多いのは、バンド演奏のノリの良い曲が中心であるが、
今回はバラード曲のライブアレンジに注目する。

実は「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」で演奏された
「Time Passed Me By」は、ツアースタート時と終盤でアレンジが異なっている。



ツアースタート時のものは DVD「FANKS the LIVE 2」で見ることができる。

ベースとなっているのは、公演前に小室哲哉が弾いた演奏を記録し再生している、
舞台後方に設置されたアコースティックピアノ。

これに木根尚登の弾くアコースティックギターと、
小室哲哉がその場で弾いているストリングスを被せるというスタイルだ。































しかしツアー終盤になるとアコースティックピアノは自動演奏ではなく、
小室哲哉が生演奏するスタイルになる。
当然ツアースタート時に演奏していたストリングスは被せることができなくなり、
全体の音としてはショボくなる。



ただ「FANKS the LIVE 2」を見てのとおり、ツアースタート時の演奏スタイルでは、
カメラが引かないと3人が1つの画に収まらない。

ここでは音よりも、3人が舞台中央に揃って演奏するという演出面を優先したのだろう。








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(小ネタ No.06-4)
[シンセベースが街にやってきた!]


最後は小ネタの枠を少々超えるが「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」を軸に
旧TM NETWORK における "シンセベース事情” をのぞいてみよう。

ここではまず、エンディングなど曲の一部のみを弾くのではなく、
イントロからエンディングまで一曲丸々、鍵盤でプレイする場合から見てみる。






♫〜
旧TM NETWORK のライブで
シンセベースを担当したのは日詰昭一郎である。

1987年から88年にかけて行われた「Kiss Japan Tour」での彼のブースには、
YAMAHA DX7 が設置され、数曲で手弾きのシンセベースがプレイされた。

頼りない話で申し訳ないが、ミツカワの記憶だと
「TIME」と「Girl」はシンセベースだったはずだ。
『なんでこんなバラード曲で、わざわざシンセベース?』と思った記憶があるので。
(後年、曲の key の関係かと思って鍵盤で探ってみたが、特にそんな感じでもなかった)

またツアー後半から加わった「クリストファー」もそうだった気がする。
この部分、記憶の定かな方は是非、情報をおよせいただきたい。


しかし、この演出はアリーナツアー
「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」では無くなってしまう。
当然、日詰ブースにあった DX7 も撤去されている。

そしてご存知の通り「Kiss Japan Tour」(ホールツアー)は一切商品化されなかったため、
この日詰昭一郎によるシンセベースは歴史の闇に葬り去られてしまった。






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だが今年(2015年)、受注販売という形ではあるがDVDとして公式に世に出た、
テレビ神奈川の「Live TOMATO」にて、ほんの少しではあるが、
その面影を見ることができる。

このDVDに収録された「Beyond The Time」からのキャプチャーを見ていただこう。
彼が鍵盤でベースラインを弾いているのが分かる。

















































ただし残念なことに、この番組中「Beyond The Time」のみカラオケ演奏なので(注)
このプレイもアテブリのようだ。

  (注)この番組の収録はホールツアー終了後、
     アリーナツアー開始までの間に行われている。
     他の曲(DVD収録以外にも「Self Control」「Get Wild」が演奏された)が
     ホールツアーで既に演奏されていたのに対し、新曲の「Beyond The Time」は
     まだライブ演奏用のデータが出来ていなかったと思われる。
     しかし放送時期を考えるとプロモーションとして
     演奏しないわけにはいかない、という事情だろう。






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興味深いのはアリーナツアーにおいて、
マニュアルプレイのシンセベースが姿を消しただけでなく、
ここから幾つかの曲で 弦の生ベースと合わせ、
打ち込みのベースも同時に鳴らされる
ようになっているということだ。

同年夏の東京ドーム、そして冬から始まる「CAROL tour」に向け、
ベースを全て打ち込みにするという方針は、この実験を経て固まったのだろう。

つまりベースに関しては「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」を起点として、
その前(Kiss Japan Tour)・後(東京ドーム公演)で、
180度方針が変わっていることになる。






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さて、この後から 旧TM NETWORK のライブにおけるベースは
全て打ち込みとなるので、ベーシストは存在しなくなるのだが、
その最初となった1988年8月の東京ドーム公演において一曲、
小室哲哉自身が丸々ではないものの、
かなりの部分をシンセベースでプレイしている曲がある。


というか "プレイする羽目になった” 曲がある。


問題の曲は「金曜日のライオン」
宇都宮隆がイントロの小節数を誤り、2小節早く歌い始めてしまったため、
打ち込みと生演奏が合わなくなって、ガタガタになってしまった。

ベースは ”ベース” と言うくらいなので、全体の演奏に大きな影響をもたらす。
人間が弾いていた「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」までなら、
このような状況でもその場の判断で危機を回避できたのだが、この時はそうはいかない。

1番はガタガタのまま演奏が進み、
事実上ここを支えているのは、曲を熟知している古参の松本孝弘ただ1人だ。
1番途中からは打ち込みの音はすべて消え、スカスカの状態になる。
そして2番のサビ辺りから小室哲哉が舞台上手・下段の鍵盤を使い
(これは「CAROL tour」でも同じセッティング)
シンセベースをマニュアルで演奏しはじめる。

この大惨事、1994年の東京ドームにおける悪夢の「COME ON EVERYBODY」と
同じように見えるが「COME ON EVERYBODY」がレコードに準じた編曲だったのに対し、
このときの「金曜日のライオン」は、この日のためのオリジナルアレンジ。
そこで失敗したのだから、結局
"正解の存在しない" 演奏 となってしまった。







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ここまでは一曲通しての演奏を見てきたが、
ここからは一部分のみのプレイを見てみよう。

「CAROL tour」では全編打ち込みとなったベース・パートだが、先の東京ドームと同じく、
小室ブース舞台上手・下段のEOSはベース用の音源ともつながっており、
ここぞという時は手弾きできるようになっている。

通常、このような打ち込みライブにおける手弾きは、
エンディングなどでリタルダンドする場合や、
その場の盛り上がりによって尺を引き延ばす場合など、
機械では合わせにくい部分で人間と入れ替わるという使い方が多いが、
「CAROL tour」ではどちらかと言うと "その日の気分でチョイスする音色のひとつ"
といった、シンセソロなどと同じような扱いに見える。

先に書いたエンディング部分のみのプレイについては、
第3部の「Don't Let Me Cry」などで行われていた。




しかし「CAROL tour」において特記すべきは、
同じく第3部で演奏された「Kiss You」だ。

曲中盤で披露される、宇都宮隆のダンス用に長く引き延ばされた間奏部。

ツアー途中まではこの部分の入りは、ドラムにボイスサンプルとオケヒットだけの
無機質な演奏であったが、ツアー終盤に入るとここに8~10小節程度の
小室哲哉によるベースソロ が入るようになる。
(アドリブプレイなので小節数は毎回変わる)

これにより非常にドライブ感あふれた演奏となり、
ツアー中盤までの無機質な演奏と印象を異にしている。


ただし、ここに書いたものはどちらも「CAROL tour」(ホールツアー)での話であり、
この要素は「CAMP FANKS !! ’89」でバッサリ、カットされてしまった。






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というわけで 旧TM NETWORK における小室哲哉のシンセベースプレイは、
その頻度にかかわらず、現在ではほとんど目にすることができない。

唯一と言っていいのが「CAMP FANKS !! ’89」における
「DIVE INTO YOUR BODY」で、新しく加わったエンディングパートだ。


DVDで見ていると大盛り上がりのラストシーンなのであまり気にならないが、
この曲、最後の最後で打ち込みのベースが一足先に抜け、
スカスカの状態になる 謎アレンジ である。
(しかも小節の節目ではないところでフッと消えるので、すごく気持ち悪い)

「CAROL tour」(ホールツアー)では、このスカスカのまま8小節演奏が続き、
終了であったが「CAMP FANKS !! ’89」ではエンディングがさらに引き延ばされている。

というわけで8小節のスカスカの後、再び入ってくるベースは小室哲哉による手弾きだ。
これは一瞬だが DVD「CAROL the LIVE」に収められていて、
現存する数少ない小室哲哉のシンセベースプレイ映像となっている。























   (「FANKS the LIVE 3」では背中のみ。
    「CAROL Deluxe Edition」の当該部は「CAROL the LIVE」と同じカット)






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なお再結成後の TM NETWORK においては、
2004年6月「DOUBLE-DECADE」武道館における新曲「GREEN DAYS」で、
全篇シンセベースをプレイする小室哲哉を見ることができる。
特別参加の浅倉大介が通常のシンセプレイをしているため、
ちょうど「RHYTHM RED tour」と役割が逆転した形だ。

途中、小室哲哉がシンセソロをとる部分は当然ベースが抜けてスカスカになる。
このアレンジで阿部薫のドラムプレイが激しいのは、このスカスカ感を補うためだろう。






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というわけで「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」は位置付けとしては
「Kiss Japan Tour」のアリーナツアーということになっているが、
一部システム上は「CAROL tour」に繋がるスタート地点であったとも言えるだろう。







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最後にぶっちゃけると、ミツカワ「Kiss Japan Tour」は大好きですが、
「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」はあまり興味ありません。

というのも「Kiss Japan Tour」における個人的な見どころが、
バッサリ☆カット されていると感じているからです。

今回あげた "手弾きのシンセベース" はそのひとつです。



ただこのアリーナツアーが、デビュー以来積み重ねてきた、
TM NETWORK としてのライブの1つの完成形である事は間違いなく、
また、なんといっても宇都宮隆の衣装が
TMとしてはかなり常識的 なこともあり、
TMをよく知らない人には、まず最初にすすめていました。




さて次回は、いよいよ眠っていたあの企画が再始動!
って、えっ?次回も「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」?!

んじゃ、また。