皆様、あけましておめでとうございます。
本年も『重箱Blog』をよろしくお願いいたします。
本エントリーで無事1周年を迎えることができました。
それを記念し、今回は1周年特別企画
『ポコ太 meets TM NETWORK』
をお送りいたし…
ん?
アレ?!
『ポコ太 meets TM…
『ポコ太 m…
アレ~~ アレ~~ アレ~~
このまま地球の反対側まで落ちていくんじゃないかしら。ポコ太は不安になってきました。
~ 不思議の国のアリスより ~
…はっ!ココはいったい?!
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さて、気を取り直して。
1年の計は元旦にあり。
皆さんはどのような元旦を過ごされましたでしょうか?
ポコ太の元旦は
「FANKS the LIVE 3」の動画検証をしていました。
・・・
いや、だから…
「FANKS the LIVE 3」の動画検証をしていました。
「FANKS the LIVE 3」の動画検証をしていました。
あーそうだよ!まただよ!またですよ!!
というわけで年の初めから、え~い、もうやけくそだ!!
今回のテーマは
[「FANKS the LIVE 3」
DVD版とレーザーディスク版の違い ]
一応、関連リンク貼っておくけどさぁ、
もはや関連リンクの数が、TMのベスト盤並みになってるよ…。
事の始まりは昨年末、12月30日にさかのぼる。
初対面の『TMN通史』管理人さんが満面の笑みで
「これをお渡ししようと思っていたんですよ。」
と、なにやらDVDを差し出された。
「 FANKS the LIVE 3のレーザーディスク版です。
ご覧になったことないとおっしゃってたから、DVDに焼いてきました。」
ご覧になったことないとおっしゃってたから、DVDに焼いてきました。」
思わずポコ太も両手を差し出しながら
「わ~、それって "編集が違う” って奴ですよね。観たかったんですよ~」
その時である。
ポコ太は気づいた。気づいてしまった。
公衆の面前で "ソレ" を受け取るという事は、つまり「DVD版との比較検証をやる」
いや、もう
「やらせてください」
と言っているようなもの だ…と。
思わず固まってしまったポコ太。
相変わらず満面の笑みの管理人さん。
善意である。好意である。受け取らないわけにはいかない。
しかし、つい数時間前にアップしたエントリーには、
『「CAMP FANKS!! ’89」関連エントリーもいよいよFINAL!!』などと
威勢のよいのことを書いてしまっている。
威勢のよいのことを書いてしまっている。
受け取ってしまったら、また、また、 また、『CAMP FANKS 地獄 …』
受け取るべきか、受け取らざるべきか、延々と迷い続けながら、
その手にしっかりとDVDを握り締め、
帰りの終電車に乗っていたポコ太であった。
(※)ご出席の皆様、うるさい声で本当に邪魔をしてすみませんでした。
また御会いできるのを、楽しみにしております。
また御会いできるのを、楽しみにしております。
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というわけで(← 開き直った)
「FANKS the LIVE 3 CAMP FANKS!! '89」は
レーザーディスク版(以下、LD版)とDVD版で一部編集が異なる。
聡明なFanksの皆様におかれましては、先刻ご承知の事だと思います。
(なおビデオ版とDVD版の編集は同一。ここでは『DVD版』との表記に統一する)
では具体的に『どこ』が違うのか?
え?、わからない?!
そんな答えが許されたのは2013年までです。
では、お待たせしました。
どうぞ御覧ください!
『 20 Years After -TMN通史- 』&『TM NETWORKの重箱のスミ!』Presents
「FANKS the LIVE 3」
> DVD版 / LD版 徹底比較!<
なお編集箇所の検証は『TM NETWORKの重箱のスミ!』ポコ太に責があります。
「間違ってんぞ、てめえゴルァー!」などの御意見は
当ブログのコメント欄に、なるべくお母さんみたいな口調でお願いいたします。
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いかがだっただろうか?
見ていただいた通り、両者に根本的な違いというのは無い。
ほぼ全て採用カットの違いであり、切り替え箇所は同じである。
その上で検証を終えたポコ太が、まず感じた事は
LD版よりDVD版の編集の方が完成度が高いということだ。
それぞれ採用されたカットを見ると、DVD版の方が何を見せたいのか
(宇都宮隆のダンス、小室哲哉のシンセソロ、木根尚登のサングラス…など)
という『制作者の意図』が明確に伝わってくる。
例えば「Get Wild ’89」イントロにおける宇都宮隆のダンス。
LD版のヒキの画より、DVD版のアップの方が、
その迫力(と慌ただしさ)が一段と伝わってくるだろう。
また、LD版の一部カットは、漠然としていて
『作品としての焦点』がぼやけている様に見える。
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両者で違いが生まれたのだろう?
ここからはあくまでポコ太の妄想であるが、
DVD版(=ビデオ版)に比べ、当時ニューメディアだったLD版は
その生産工程(コンバート作業)において、
納品の期日が早かったからではないだろうか?
納品の期日が早かったからではないだろうか?
(といっても、せいぜい1日程度だろうが)
既に行われていた『過去のLIVE』を扱った作品「FANKS the LIVE 1・2」では
編集時間に余裕があったため、同じ内容で製造ラインに乗せることが出来たが、
リアルタイムの編集作業であった「FANKS the LIVE 3」は、
前回のエントリーで指摘したようにスケジュールに遅れをきたし、
『とりあえず』というところで LD版はタイムアウト。
その後、残りの1日なり半日なりを使って、気になっていたところの、
詰めの作業を行った『真の完成版』がDVD版なのではないか。
つまり DVD版が "バージョン1.0" とするなら
LD版は "バージョン0.9" という考え方だ。
フフフ…年が変わってもポコ太の妄想に衰えはない(キリッ)
この事態、皆さんはどうお考えになられるか、ぜひお聞かせ願いたい。
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『TMN通史』管理人様へ
この度は貴重な機会を与えてくださり、真にありがとうございました。
と、同時に
「返してくれよ! 俺の元旦!!」
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というわけで、ポコ太には今だに2014年どころか
1990年すら訪れません!
「DRESSサイコ~!! え、TMN? 何それ?!」
さて次回は、延々「CAMP FANKS!! ’89」を見続けた男が感じた
雑感、及びポエム…もといコラム
『「Nervous」に見る「Carol tour」の魅力とMad小室』
をお送りする予定です。
あーそうだよ!また「CAMP FANKS!!」だよ!!
ところで、1周年特別企画
『ポコ太 meets TM NETWORK』は
はたして何時、エントリーされるのか…?
1周年って、一体いつまで1周年といえるのか…?
ここにまた1つ、メビウスの輪が生まれた。
んじゃ、また。
LD版の映像違いは聞いたことがあり、
返信削除もしかしたらポコ太さんが取り上げるのではと
実は密かに期待していました(笑)
比較動画も作って頂いて、大変分かりやすかったです(^^)
元旦がこの件で過ぎ去ったことも頷けました。
お疲れ様でした…。
LD版はウツのアップばかりで嬉しいような、
てっちゃんも木根さんも映して欲しいような…
もどかしい感じです(笑)
私はまずてっちゃんから会場を見下ろす
横浜アリーナの視点がないところが目につきました。
中途半端な編集ですね。
しかし、延期された上にビデオ版よりも時間がない中で
編集されたのだとしたら、物凄く汲々としていたでしょうね…。
編集陣の人達にもお疲れ様ですね。
ここまで来ると、CAMP FANKS!! '89も地獄で
笑えないかもしれませんが(苦笑)
次回も楽しみにしております(^^)
FANKSワタル さん
削除そうなんですよ。
なぜかウツ成分多めの処方となっていますよね。
ちなみにDVD版の「Get Wild '89」でも、一番の歌部分はウツばっかりですよね。
特にBメロなんか、アップすぎて他の誰も写ってないし画面に変化もないので
当時から「NHKのど自慢」みたいに見えてました。
「東京都からお越しの宇都宮隆さんです。
曲はTMネットワーク(←カタカナ)の「ゲット・ワイルド」(←カタカナ)
それでは宇都宮さん、はりきってどうぞ!」
…みたいな。
>> ここまで来ると、CAMP FANKS!! '89も地獄
今から初めて、このBlog見に来てくれた人、
『これ書いてる奴「CAMP FANKS!! ’89」が超☆好きそう』とか思うんだろうなぁ…。
違うんだってばぁ〜(涙)
次はどんな内容になるか、年明け以降楽しみに待っていました。期待を裏切らない企画で楽しませて頂きました。ポコ太さんはKISS JAPAN TOURがお好きとのことですが、私はCAROL TOURが一番好きなので、一連の企画はたまりません。とはいえ、つい先ほどまでLD版の映像がDVD版と違うこともしりませんでしたが、、、
返信削除CAROL TOURのNervousのアレンジはツアー前半Verison、後半Versionともに大好きなので、次も楽しみにしています。特にイントロは、いつ、どの公演から変わったのか、前から気になっていたので、そんなことも分かると嬉しいです。
やまびこ さん
削除遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
>> 私はCAROL TOURが一番好きなので、一連の企画はたまりません。
そう言っていただけると、やった甲斐がありました。
でも次こそ絶対、終わりにしてやる!してやるんだ…(自信なさげ)
>> ツアー前半Verison、後半Version
ふふふ、それをやると思ったでしょう。
そうじゃないんだなぁ、これが!(ドヤ顔)
あ、もちろんソレはソレでやりますよ。
いずれ、しっかり専用のエントリー作ってね。
でもその前に一旦、他の話題に移りたいです。
このままだと、このBlog
『CAMP FANKS!! ’89 の重箱のスミ!』になっちゃう _| ̄|○
昨年はこちらのブログで随分楽しませて頂き
返信削除有難うございました。<(_ _)>
今年も抱腹絶倒エントリーを期待しております!
このシリーズですが、もはや、8月29日と30日の違い、
横浜アリーナとNKホールの違い、
DVDとLDの違い、といったことよりも
ポコ太さんがそれをいかに表現されるかの方に
興味がうつってきました。今回も面白かったです!
比較動画は、わかりやすかったです~
確かに、DVDの映像の方が断然、完成度が高いですね。
LDの方は、「なぜ、このタイミングでこの映像?」と思う箇所が
多かったです。
「違い」には関係ないのですが、
Come on let's danceがいろいろと、とても変でした。
もともと16ビートの曲なのに8ビートぽくなっていて、
木根さんのギターの音はグループサウンズみたいな音色だし、
小室さんのキーボードソロの時のサックスの様な音がえらくチープで、
キーボードソロの時(4:32~)の宇都宮さんのダンスが全く意味不明・・
ですがこの頃のTMって本当にキラキラしてますね。
NutRocker さん
削除遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
>> 今年も抱腹絶倒エントリーを期待しております!
エントリーの内容は分りませんが、
僕の人生は今年も(他人から見れば)抱腹絶倒になりそうです。
いいんだ、もう…。
Come on Let’s Danceの件
>> 木根さんのギターの音はグループサウンズみたいな音色だし
しかし、この後すぐに『ツインピークス』の世界的なヒットによって、
この音色が一気に流行の表舞台へ!
>> 小室さんのキーボードソロの時のサックスの様な音がえらくチープ
このサックスの音については、ちょっと気になることがあるのでいずれ書きますね。
>> キーボードソロの時(4:32~)の宇都宮さんのダンスが全く意味不明・・
いや、意味不明なのは、いつもの事なのでは…
どうも。
返信削除LD版映像をお渡しした張本人です!
先日は東京でお世話になりました。
大変楽しい時間を過ごせました。
またの機会がありましたら、ぜひよろしくお願いします。
今回はカットの違うところを全部動画で比較すると言う、予想以上のお仕事、感服いたしました。
資料を提供した甲斐がありました。
ええ、私、内心、このエントリに期待して資料を持っていきました。
あの時だけは性でもなく、S気がなぜか働いてしまったようです(笑
動画の比較、ライブ本編もさることながら、私はそれ以外の部分の方が気になりました。
まず最後、CBS SONYって出るところ。 なんでこんなことが…?
こんなところのチェックもできないほど作業日程がやばかったんでしょうか。
そしてもう一点、LD版で最初にタイトルが長く出るところ、実はこれに関わって気になっていた映像がありまして…
以前youtubeなどでも上がっていたかと思いますが、ラスグルのCOME ON EVERYBODYイントロの時、CAMP FANKSのオープニング映像がスクリーンに映ったんですが、この時タイトルの「FANKS THE LIVE 3 CAMP FANKS '89」の字がやたら長く出ているなあと思っていたんです。
このライブのために手を加えたのかな、手が込んでいるな、と今まではなんとなく思っていた(というかあまり考えていなかった)のですが、LD版を使っていたんですね。
いやあ、謎が解けました(手元に資料があったんだから、自分で確認しろって話ですが)。
これはこれは。
削除このたびは本当に貴重な元旦…もとい、
経験をさせていただき、ありがとうございます。
>> CBS SONYって出るところ。なんでこんなことが…?
これはトラブルじゃなくて、
当時ニューメディアだったレーザーディスクの販路なりを
エピックが持ってなかっただけじゃないでしょうか。
割とあることだと思います。
最近だと、ウルトラマンで有名な『円谷プロダクション』の作品が
仮面ライダーで有名な『東映ビデオ』から出てるなんていう
往年のファンからすると頭を抱えるようなこともありますからね。
>> ラスグルの件
多分、作ってる方は違いなんて気にしてなかったんでしょうね。
最後に…
今度会った時は、ラーメン奢ってもらいますからね!
どうも。はじめましてじゃないけどこちらでははじめましてのGAUZEです。
返信削除CAMP FANKS'89のDVD(ビデオ)版とLD版の違いがとてもよくわかる検証と比較映像はお見事の一言。ポコ太さんのスミからスミまで解剖し尽くすマッドサイエンティストばりの考察っぷりには頭が下がります。自分もビデオ・LD・DVDと所持していながらこんなに編集が違うなんてまったく知りませんでした。LD版はこれだけ観るとなんかウツファン仕様って感じですね。この記事がキッカケでCAMP FANKS'89のLDにプレミア付いたりして…。
次回の「Nervous」ネタも楽しみにしております。検証のしすぎで本当に「Nervous」にならないように気をつけてくださいね(^^;)
おやおや、GAUZE さん
削除全然はじめてじゃないけど、はじめまして。
おいでませ、重箱のスミへ。
>> 検証のしすぎで本当に「Nervous」にならないように気をつけてくださいね
チッ、うまいこと言われてしまった。
そういえばアルバム「GORILLA」発売当時、あれはレコードコレクターズだったかなぁ。
新譜レビューで、一言「とっても元気なナーバスだ」と書かれていて
思わずフイてしまったのを思い出しました。
新年早々お疲れ様でした!楽しく拝見しました。DVDのほうがやっぱいいですね。Come on Let's Danceのアウトロのダンスはみていられない笑
返信削除Nervousはこのライブの音源が一番好きなので(最後の「迷わないで~」の伸ばすのも、ブラスのフレーズも)、次回も楽しみにしております!
コメントされている方もみなさんお詳しそうで、まだまだ勉強不足を実感しておりますw
you さん
削除僕もこの時の「Nervous」大好きです。
自分にとってのCAROL TOUR一番の収穫は「Nervous」だったんですよ。
>> まだまだ勉強不足を実感しておりますw
そんなあなたに1986年の木根尚登さんからメッセージが届いております。
キネ「TMの曲を聴きながら勉強すると身が入るというか、頭に入りますよ。
がんばってください。」
ウツ「そうかな…?」
1986年8月 NHK FM 〜NEW SOUNDS SPECIAL〜 より
ご無沙汰しております。
返信削除検証動画、興味深く拝見させて頂きました!
私はLD版の存在もよく知らなかった消しゴムのカスですが、確かにDVD版の方が完成された編集になってますね。
しかしCAMP FANKS'89のOPは何回見てもシビれます。
文字が入るタイミングがまたカッコいいんですよね(笑)
ところでCome on let's Danceのサックスの音色は私も気になっています。
私はあの音色が大好きでEOSを買った時真似して弾いたのですが、あのモジュレーションの雰囲気が出ないんですよね。
音源が違うから当たり前っちゃ当たり前なんですが。
リズレツアーのTommorow Made Newの間奏のサックスも同じ音源だと思うんですけど…
サックス音色の記事も楽しみにしてます^_^
どうも、こちらこそお久しぶりです。
返信削除実は時々そちらのブログを覗いては、
リニューアルを今か今かと待ち望んでおりますよ!
>> CAMP FANKS'89のOPは何回見てもシビれます。
「Just One Victory」に割って入る「GIVE YOU A BEAT !」の叫び声 →
いやが応にも期待を上げる、怒濤のダイジェストカット →
そして現れる『FANKS the LIVE 3 CAMP FANKS!! ’89』のタイトル!
むちゃくちゃテンションあがりますよね。
ここまではいいんだ。ここまでは…ブツブツ…(← まだ根にもっている)
>> Come on let's Danceのサックスの音色
やはり、似たようなところが気になるみたいですね(笑)
僕の場合は、ピッチベンドのかかり方が気になってるんですよ。
さすがにこれだけだとエントリーにならないので、
いずれ他のネタと絡めて書いてみようかと思います。
今更ですが、今年もよろしくお願いいたします。