ポコ太です。
このBlogは風船とドリンクを、とことん愛でる場所です。
………… は?
読めばわかる。
前回のポラロイドの件。
妙に御好評をいただきましたので、調子に乗ってもう一つ。
「GET WILD '89」の間奏部
宇都宮隆が舞台脇の階段を駆け上り
カメラに向かって変顔をするまでのカットは8月30日分です。
やっぱり変顔は、
押さえておきたかったんでしょうね。
押さえておきたかったんでしょうね。
![]() |
左手にポラロイド。この直後に変顔。 |
つまり、このカットだけはDVD「CAROL the LIVE」と同時再生すると
マルチアングルになるわけだ。
え、お前そんな暇なことやったのかって?
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さて今回から、いよいよ本丸に入る。
今回のテーマは
[DVD「FANKS the LIVE 3」における
収録日の違いの見分け方]
収録日の違いの見分け方]
『前提条件』
「CAMP FANKS!! '89」全4公演について
08/25 東京ベイNKホール
08/26 東京ベイNKホール
08/29 横浜アリーナ
08/30 横浜アリーナ
まず大前提として『東京ベイNKホール』の2日間は
収録カメラが回っていなかったこととする。
収録カメラが回っていなかったこととする。
あれほど大規模な収録が4日間も行われたとは思いがたいからである。
もちろんこれだけでは根拠とはならないので、DVDを隅から隅まで眺めたが、
もともと会場の収容人数が倍以上も違うので、混ざっていればすぐにわかるはずだ。
一応今回は念のため、客席が真っ暗な状態でも非常灯の位置などを見て、
少なくとも客席が映り込むカットは全て横浜アリーナと判断した。
よってここでは、存在するライブ本番の映像素材は
横浜アリーナにて収録された29日と30日の分のみ
ということにする。
ということにする。
わざわざライブ "本番の" と書いたところに、
何かを感じ取っていただければ幸いである(微笑)
これは1989年8月30日当日の生中継映像であり
実際、最初から最後まで観ても、カットのつながりなど矛盾点は存在しない。
つまりこの映像内の演出などと違うものは、
本来、全て29日分となるはずだ。
本来、全て29日分となるはずだ。
ちなみに今回はこのDVDのメインディッシュ、第二部のみに焦点をあてる。
以下、文中の『前半・後半』『序盤・終盤』というのは、
あくまで第二部の中での話だと考えてほしい。
あくまで第二部の中での話だと考えてほしい。
さらに今回は『29日・本番』と『それ以外』という分け方をする。
『それ以外』の中身については次回、取り上げることとする。
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では具体的に見ていこう。
『風船』
コンサート後半、このDVDでは「Be Together(1回目)」以降に限られるが、
コンサート後半、このDVDでは「Be Together(1回目)」以降に限られるが、
最も単純明快な指標がコレだ。
この風船は中盤「Rainbow Rainbow」の最後に行われた
木根尚登のパフォーマンスによって舞台上に降りまかれたもの。
木根尚登のパフォーマンスによって舞台上に降りまかれたもの。
DVD「CAROL the LIVE」と見比べると
29日が舞台全体に落下したのに対し、
30日は2階部分にのみ、落下しているのが見てとれる。
ひょっとするとこれは
・ダンスエリアに留まると、邪魔 & 危険
・いつまでも溜まっていると見栄えが悪い
などの理由により
29日の本番以降、スタッフが落下角度を調整したのかもしれない。
つまり「Be Together(1回目)」以降、
階段付近に風船が落ちているのが『29日・本番』
階段付近が綺麗さっぱりなのが(『30日・本番』を含む)『それ以外』という訳だ。
もちろん舞台上に起こった風などで各風船の位置が変わることはあるだろう。
しかしカットの切れ目で瞬間移動したり、
消える、または突然現れる事はありえない。
消える、または突然現れる事はありえない。
ここでは編集の一例として「Come On Let's Dance」のイントロ部分を見てもらおう。
0:30 〜 の『風船有り』は分かりづらいが、0:35 で画面左、
小林幸弘(ダンサー)の後ろから顔をのぞかせている。
『宇都宮隆のドリンクの位置』
ではコンサート前半部分での指標となるものはないだろうか?
それがこの "宇都宮隆のドリンクの位置" である。
自分でも「ドコ、見てるんだよ…オレ…」とは思うが…。
これに関しても風船と同様、移動することはあっても
カットの切れ目で瞬間移動したり、消える、または突然現れる事はありえない。
では、画像で確認してもらおう。
『29日・本番』
台の替わりとして使われているキーボードスタンドの上に
"木根尚登のドリンク" と並べて置かれている。
『30日・本番』
こちらは参考としてDVD「CAROL the LIVE」より
序盤の「NERVOUS」と最終盤の「DIVE INTO YOUR BODY」の画像。
キーボードスタンド上には "木根尚登のドリンク" のみ。
キーボードスタンド上には "木根尚登のドリンク" のみ。
"宇都宮隆のドリンク" は一貫してキーボードスタンド手前にある
モニタースピーカーの前に置かれている。
モニタースピーカーの前に置かれている。
![]() |
DVD「CAROL the LIVE」(30日分)より「NERVOUS」 |
![]() |
DVD「CAROL the LIVE」(30日分)より「DIVE INTO YOUR BODY」 後ろの階段に風船が無いことにも注目。 |
これらの位置は最終曲の「CAMP FANKS FINAL THEME」まで、
両日ともそれぞれ同じ位置なのが確認出来る。
ちなみにこのときのボトルの中身は、松本孝弘がウーロン茶、
それ以外の全員はポカリスエットだったそうだ。
(訂正:2015年4月23日)
コメント欄より鉄曜日のライオンさんから御指摘をいただき、再度確認したところ「ポカリスエット」ではなく「アクエリアス」でした。
まさかこんな部分まで気をつけて読んでくださるとは感激です。
鉄曜日のライオンさん、ありがとうございました。
また、DVD「CAROL the LIVE」の「RAINBOW RAINBOW」イントロでは
鉄曜日のライオンさん、ありがとうございました。
また、DVD「CAROL the LIVE」の「RAINBOW RAINBOW」イントロでは
宇都宮隆と木根尚登(とそれに釣られた松本孝弘)がドリンクを飲んだ後、
それぞれ元の位置に置くのが確認できる。
画像を貼ろうと思ったものの真っ暗すぎて潰れてしまうので
各自、DVDで確認願いたい。
ダンスなどにとらわれず "ドリンク" のみに集中して欲しい。(なんのBlogなんだ、ココは…)
ここではあえて日付別けではなく、『Type A』『Type B』と表記した。
0:17 〜 の『Type B』は分かりづらいが、木根尚登の衣装の裾に隠れている。
たったこれだけでも複数の収録日が編集されていることが分かるだろう。
以上、2つの指標だけでも決定的だと思うが、
念のため次の2つの指標も補完的に用いた。
念のため次の2つの指標も補完的に用いた。
誠に失礼ながら、これも有力な手がかりとなる。
もちろん同じ人が2日続けて同じ席という可能性は否定できないが、
同じ服装、同じ髪型の集団が一定の区画に陣取っていることは、まず無いであろう。
ここはあえて、画像などは掲載しない。
各自で確認して欲しい。
なおDVD「CAROL the LIVE」と比べてみて今更ながらに気づいたが、
やはり最終日だからか
29日に比べ、30日の方がお客さんのノリが激しい。
29日に比べ、30日の方がお客さんのノリが激しい。
『カメラの位置』
撮影用カメラの位置も、ある程度の指標とした。
ただしこれは台車ごと移動させたり「Get Wild '89」の間奏部で確認できるように
肩に担いで動くこともあるようなので、あくまで参考程度に抑えた。
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さて、どうでしたか?
次のエントリーまでに是非、皆さんそれぞれに以上のポイントを頭におきながら
DVD「FANKS the LIVE 3 CAMP FANKS!! '89」を見直してください。
かなり収録日違いのものが含まれていることがわかるはずです。
そして、それと同時に
妙なことに気づくはず…。
妙なことに気づくはず…。
そう、次回は『29日・本番』ではない = 本来『30日・本番』でしかありえない
『それ以外』の部分について迫っていきます。
以上『CAMP FANKS!! 廃人』寸前のポコ太でした。
んじゃ、また。